都内ラーメン店「渡来武」。開店から10年弱にご飯を無料提供してきたという。しかし、高騰の波に逆らえず先月から100円に移行。先の見えない米の高騰。そこに待ったをかけるのが備蓄米の放出。きょう新たに3回目の入札。これまで21万トンが落札され、今月10日以降流通が本格化。しかし、行き渡っていないのが現実。最新の米の価格は5キロあたり4217円で15週連続で値上がり。江藤農林水産相は謝罪。これまで備蓄米はJAなどに集荷されたあと卸売業者に渡りスーパーや外食産業などに届く仕組みだった。ただこれらは中小の手元には届かず。そこで今回中小などへもいきわたるようにするという。ホテルなどに米を卸す群馬県の卸売業者は備蓄米は買えないと話し、今回の政策に期待しているという。備蓄米が安く流通されるのを期待したいとスーパーセルシオ和田町店の久保田さんは話している。