芥川賞に、九段理江さんの「東京都同情塔」が選ばれた。犯罪者が「同情されるべき人々」と呼ばれる架空の東京を舞台にした物語だ。直木賞には、京都で起きる不思議な体験を描いた万城目学さんの「八月の御所グラウンド」と、明治後期の北海道の山中で生きる猟師を描いた河崎秋子さんの「ともぐい」が選ばれた。万城目さんは、6回目のノミネートでの受賞だ。直木賞にノミネートされていたNEWSの加藤シゲアキさんは、受賞を逃した。
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