毎年5月に行われる「相模の大凧まつり」。江戸時代から続く初夏の伝統行事。縦横14.5mある8間凧。毎年揚げる凧としては日本一の大きさ、重さも1トン近くある。100人が力を合わせて操る。中心となっているのは川崎喜代治さん、地元でレジェンドと呼ばれている。たこ作りは前年11月から始まる。地元の有志たちで竹を切り出すところから始まる。年が空けると特注の強化和紙を500枚以上張り合わせるなどし、休日の多くを大凧の制作に費やしてきた。この日は祭り前、最後の準備。行っていたのは糸目付けという作業。糸41本もの糸を貼る作業で凧が揚がるか否かはこれで決まる。凧が風を受けた状態を想定しながら行われる作業。祭り初日、十分な風があったが、風の向きが悪かったという。南風待ち。この日は満足行く形で揚げることができなかった。2日目、朝から青空。全神経を研ぎ澄ませ、風をまった。昼過ぎに、いい風が。滞空時間は2分20秒。
