佐賀空港に隣接する佐賀駐屯地では、9日から来月中旬までの計画で、陸上自衛隊の輸送機・オスプレイの配備が進められていて、予定されている17機のうち、これまでに13機が配備されている。配備後初めてとなる飛行訓練がきょう午前10時頃から、佐賀駐屯地周辺で始まった。防衛省などによると、今回の飛行訓練は、基礎的な操縦法を習得することが目的で、来月には、水陸機動団の主力部隊が置かれる長崎県の相浦駐屯地や熊本県の高遊原分屯地などへの飛行訓練などを実施する予定だという。水陸機動団との合同訓練も今後行うとしている。オスプレイの飛行をめぐっては、地元住民や漁業者からは、安全性や騒音を懸念する声もあがっていて、防衛省は、宅地などの上空の飛行を必要に応じて制限する方針を示し、地元の声に耳を傾け、安全確保に万全を期すとしている。
住所: 長崎県佐世保市大潟町678
URL: https://www.mod.go.jp/gsdf/station/wa/ainoura.html
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