戦国時代の実在の人物をモデルに、陰謀が渦巻く時代を壮大なスケールで映像化したドラマ「SHOGUN 将軍」。原作は英国人作家のジェームズ・クラベルが1975年に発表した小説「SHOGUN」で、物語は1600年に日本に漂着した英国人航海士・三浦按針の目線で綴られている。今回の作品では三浦按針が脇役となり、家康をモデルにした真田広之演じる虎永が如何に窮地を脱し、将軍に上り詰めていくかを緊張感溢れるタッチで描いている。外国人には分かりづらいと感じる本格時代劇。番組は作品に関わった関係者を独自取材。プロデューサー・宮川絵里子氏は「オーセンティックに日本の観客が見ても違和感が無い時代劇を作るために900ページのマニュアル本の存在に至ったんだと思う」などとコメントした。正しい日本の歴史や文化を学ぶため、約900ページのマニュアルをスタッフに配布したという。