神奈川県真鶴町のでたった1軒の本屋さん「道草書店」。かつて町には2軒の書店があったがなくなり、新たにできたこの道草書店に町の人達は喜んでいるという。2年前にこの店を開いた中村道子さん・竹夫さん夫妻。店名は道子さんが好きな夏目漱石の「道草」からとったという。店内は3坪ほどのスペースで1500ほどの新刊書が並んでいるという。店内には畳のスペースもあり、お客さんはお菓子やお茶を楽しむことも可能。また店の目立つところに「真鶴で道草棚」と称して、真鶴町が舞台となっている小説などを並べている。道子さんは「自分の中で本屋さんは“楽しい”がキーワード。本屋さんの楽しさを伝えられたら」と語る。
神奈川県足柄下郡にある真鶴町、海と山が調和した港町で三ツ石などの名所がある。そんな町に書店を開いたお2人だが、夫の竹夫さんは自分で書籍を出版しているという。同様に道子さんもエッセイを出版している。道子さんは東京都文京区出身、近所には書店が多くあったという。大学卒業後にイギリスに留学、その頃夫の竹夫さんはガーナでサッカーの指導をしていたという。帰国後にボランティア活動で知り合った2人、2人は結婚し子供も生まれた。しかし仕事と育児の両立の難しさを感じ、自然豊かな場所で生活をしたいと考えた。そして見つけたのが真鶴町だったという。直感で「ここにしよう」と感じた2人、周囲が気にかけてくれるといったことが嬉しかったという。子どもとの時間を大切にしたいと自営業を営むことを考えた中村さん夫妻は近所の人から「本屋がなくて困る」という声を聞いたことで、まず移動式の本屋さんを始めた。そこで自分たちの本屋さんを「様々な人とつながれる場所にしたい」と考えたのだとか。そして2022年、道草書店をオープンさせた。お店にはこども図書館として児童書を置き、子どもたちが自由に利用できるようにしている。道子さんはここで読み聞かせも行っている。真鶴町は町として子供たちを見ていこうという土地柄であるためこういった場所はうれしいのだとか。
神奈川県足柄下郡にある真鶴町、海と山が調和した港町で三ツ石などの名所がある。そんな町に書店を開いたお2人だが、夫の竹夫さんは自分で書籍を出版しているという。同様に道子さんもエッセイを出版している。道子さんは東京都文京区出身、近所には書店が多くあったという。大学卒業後にイギリスに留学、その頃夫の竹夫さんはガーナでサッカーの指導をしていたという。帰国後にボランティア活動で知り合った2人、2人は結婚し子供も生まれた。しかし仕事と育児の両立の難しさを感じ、自然豊かな場所で生活をしたいと考えた。そして見つけたのが真鶴町だったという。直感で「ここにしよう」と感じた2人、周囲が気にかけてくれるといったことが嬉しかったという。子どもとの時間を大切にしたいと自営業を営むことを考えた中村さん夫妻は近所の人から「本屋がなくて困る」という声を聞いたことで、まず移動式の本屋さんを始めた。そこで自分たちの本屋さんを「様々な人とつながれる場所にしたい」と考えたのだとか。そして2022年、道草書店をオープンさせた。お店にはこども図書館として児童書を置き、子どもたちが自由に利用できるようにしている。道子さんはここで読み聞かせも行っている。真鶴町は町として子供たちを見ていこうという土地柄であるためこういった場所はうれしいのだとか。