寝つけないなど不眠を訴える人の66%は客観的にはよく眠れていたという結果もある。よりよい睡眠のためのポイント。1つ目はリビングやダイニングの明るさで、体を睡眠に適した状態に持っていくメラトニンが寝る前の環境が明るいと抑制されてしまうため寝る前は雰囲気の良いレストラン程度が良い。2つ目は眠るためのお酒はNGで、アルコールには催眠作用がある一方で睡眠の質を悪くする効果もあるため就寝の4時間前までに晩酌を終えるようにすると良いという。3つ目は就寝前の「スマホ」の使い方で、ゲームやSNSなど自ら操作するものは脳が興奮して睡眠を阻害してしまうため画面の明るさに注意しながらリラックスできる動画を見たり可愛い動物の写真を見ると良いという。今回の研究結果で睡眠の質が満足していると感じている人でも客観的な睡眠測定データで評価すると40%に睡眠時無呼吸症候群の恐れがあった。気付くためのポイントとしてまずは、毎日8時間〜9時間くらい眠っているのに日中に強い眠気を感じてしまう場合、家族などから睡眠中に呼吸が止まっているいびきが大きいと指摘されたり、夜間頻尿で夜中に2回以上トイレに行きたくなるような場合などは無呼吸を疑うべき。