東京都知事選がきょう告示され、来月7日の投開票に向けて17日間の選挙戦が繰り広げられる。日本記者クラブがきのう主催した共同記者会見には、立候補を予定している現職・小池百合子知事、参議院議員・蓮舫氏、前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長・田母神俊雄氏の4人が参加し、論戦を交わした。小池氏は「首都防衛に力を込めた、もっとよくなる『東京大改革3.0』を続けていく。都民の命と東京の未来を守る戦い、これを都民に訴えていきたい」。蓮舫氏は「若者の手取りを徹底して増やす。都をガラス張りにする。東京都の行革を進める。約6000の事業、どこでだれがいつどのように(税金を)使ったのか、契約、どんな在り方なのかもしっかりと公表する」。石丸氏は「一向に成果をあげない政治屋を一掃したいとずっと考えてきた。『恥を知れ、恥を』これが国民の思いだ。東京の政治が変われば、日本の政治が確実に変わる」。田母神氏は「都政は都民の安全と豊かな暮らしを実現しなければならない。公約の善し悪しよりは、この人は本当に実現能力があるのか。その実行能力を判断してもらいたい」。都知事選はきょう告示、来月7日に投票が行われ、現在50人以上が立候補を表明している。