過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙。NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では自民党、公明党、国民民主党都連、地域政党の都民ファーストの会が自主的に支援した現職・小池百合子氏が広島県安芸高田市の元市長・石丸伸二氏、立憲民主党、共産党、社民党が支援した元参議院議員・蓮舫氏らを大きく引き離して極めて優勢。きのうまでに期日前投票をした人を対象に行った調査でも小池が上回っていて今後、順調に得票を伸ばすことが見込まれることから、小池氏の3回目の当選が確実になった。小池氏はニュースキャスターなどを経て1992年の参議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選。その後、衆議院議員に転じて8回連続当選し、防衛大臣などを歴任したあと、8年前2016年の都知事選挙で初当選し2期務めてきた。