中国軍の軍艦や戦闘機は日本の沖縄本島や周辺の島々の周りで継続的に活動。沖縄本島、奄美大島、石垣島、宮古島、沖永良部島、久米島、与那国島に自衛隊の駐屯地が配置されており、台湾に近い与那国駐屯地にはことし電子戦部隊を新たに配置。中国軍の活動に対して沖縄周辺の防衛体制を整えている。軍事ジャーナリスト・井上和彦氏が「島しょ防衛の構築は順次行われている。戦闘機の離発着できる基地が那覇空港一つ。鹿児島から奄美大島に点在するトカラ列島は完全に無防備な状態。中国が太平洋に出る玄関口の一つ。次の島しょ防衛として考えなければいけない」「那覇空港を攻撃を受けて潰されてしまうと日本の戦闘機は沖縄からは離陸できなくなる」とコメント。