北陸の名峰白山は石川・岐阜にまたがる。真夏でも雪が残り、その雪解けの水が300種もの花を育む。今回山本哲也アナがその白山を登る。途中、登山客の方からハクサンチドリが咲いてることを聞き、そこへ向かう。標高が変われば見ることができる花も変わり、登山客を楽しませる。そんな中、石川県から登山道の管理を任されている永田さんに出会う。彼が管理するのは60キロにも及ぶ距離で、年に100日以上作業している。白山の麓で生まれ育った永田さんは18年前から登山道の管理を始めた。山を守りたい一心で草を刈った。しかし笹を刈っていた際に小さな花を見つけた、この花は日が当たるようになり地面を覆い、雑草などが生えなくなった。永田さんは花の生きる力を信じて自然と向き合った。花が咲けば嬉しいし、笹が生い茂れば頑張ろうという気持ちになるという永田さんは今日も故郷の山を守る。
「白山室堂」にたどり着く。ここは白山を登る多くの人の拠点となる。登山道を管理する永田さん、この山小屋近くで咲く花が好きだという。
「白山室堂」にたどり着く。ここは白山を登る多くの人の拠点となる。登山道を管理する永田さん、この山小屋近くで咲く花が好きだという。