- 出演者
- 藤井貴彦 小栗泉 篠原ともえ 佐藤梨那 小高茉緒 市村紗弥香 並木雲楓
オープニング映像。
中国では急速に少子化が進んでいる。湖南省長沙市の中心部にある通りに掲げられていたのは「愛がこの街に出会う」という言葉。ここは婚育文化街で、地元政府が若者の結婚・出産を後押しするために整備したもので今、中国国内でこうした施設が次々に作られている。少子化問題が深刻化し子供を増やすことが国家目標になっている中国は、今月発表された今年9月までに結婚した人の数は前の年の同じ時期より100万組近く減少し史上最低になった。生まれた子供の数がこの7年間で半減するなど対策が急がれている。婚育文化街の中にあったのは若者向けに結婚、出産にまつわる情報を発信する施設。案内されたのは赤ちゃんのおむつ替えやミルクを飲ませる体験ができる部屋で、妊娠の痛みを理解するため陣痛を疑似体験できる装置もあった。育児の方法について細かな指導も受けられるというこの施設。ただ、こうした政府の取り組みについて市民からは“国が子供を持つことを押し付けている”と批判の声が上がっている。中国メディアによると未婚の女性に対しても一部の役所から出産の計画を尋ねる電話があるという。若者たちは子育て支援の拡充など環境整備の必要性を訴えている。
きょう強く訴えたのは声優業界に関わる3つの団体。問題視していたのは生成AIに無断で声優たちの声を学習させるAIカバーと呼ばれる動画など。会見では音声生成AIの扱い方についてアニメや海外映画の吹き替えで使用しないこと、学習させる際は本人の許諾を得ることなどを求めた。個人の声に著作権が認められていない中、今、人気声優たちが自ら呼びかけを行い話題になっている。声を上げた1人の梶裕貴は、ただ音声生成AIそのものを否定しているわけではない。梶が目指すのはルールを明確にしてAIと共存する未来。第一歩として今、取り組んでいるのが自身の声を生成AIに学習させた音声合成ソフトの開発。
都内に住む北川充生さんは喉にできたがんの治療のため今年7月、声帯を摘出し声を失った。そこで使っていたのが生成AIアプリに事前に北川さんの声を学習させ再現したもの。このAIアプリは民間のIT企業が開発し病気などで声を失った人たちに無償でサービスを提供している。北川さんは50年以上、夫婦でバンド活動しボーカルを担当。声を失うことには一時、絶望したというが親戚からの紹介で音声生成AIに出会えたことで前を向けたという。更に今、このAIアプリにある技術を追加しより使いやすくする開発も進んでいる。
大阪大学で見せてもらったのは口の動きをカメラで解析することで話したい言葉を発声できる読唇AI技術。試してもらうとおよそ1秒で解析し、再生。現在は患者が病院で使う言葉を中心に開発を進めているが将来的には日常会話もできるようにしたいとしている。大阪大学大学院AI計画システムが専門・御堂義博特任准教授は「日常的に話している動作にできるだけ近い状態で声を失った方々がお話できる未来を実現できれば」などコメント。がんで声を失った北川さんは「ぜひ私も使ってみたい。こんな時代にいられることを本当に幸せだと思う」などコメント。
生成AIの話題についてスタジオトーク。篠原ともえさんは「私もナレーションの仕事をさせていただいているが、やはり声優だったり歌だったりというのは個人の個性であり価値なので、これはしっかり守られるべきだなというのは感じた、そして本人に承諾を得て使うというのは最低限のマナーだと思う」などコメント。
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選したことでその資産が10兆円以上も増えたといわれているイーロン・マスク氏。トランプ次期政権が新たに作る政府効率化省を率いることが発表された。今後マスク氏が政府の仕事に大きく関わっていくことになるのか、ホワイトハウスに直接取材もできる明海大学・小谷哲男教授に聞いた。マスク氏が要職に起用されたのはトランプ氏の大統領選の勝利に大きく貢献したことが挙げられる。1つは日本円にしておよそ200億円もの多額の献金をしたこと。もう1つは言論空間を提供したこと。マスク氏はツイッター社を買収してトランプ氏のアカウント凍結を解除したうえで過激な支持者の発言を制限することなくトランプに有利な言論空間を提供した。そのマスク氏が率いる政府効率化省とは諮問委員会のような組織ではないかとみられる。マスク氏はこれまでどおり実業家としての本業は続けられ、そのうえでホワイトハウスと一緒になって政府の支出の無駄遣いを一掃したり規制の撤廃を行うことがマスク氏のビジネスにもメリットとなりそう。更にマスク氏が取り組むミッションの1つが闇の政府の解体だといわれている。トランプ氏の言う闇の政府は共和党のトランプ氏にとってライバルの民主党が牛耳る政府のこと。この中には民主党寄りのキャリア官僚も含まれている。小谷教授によるとトランプ氏は大統領の1期目の時にこの闇の政府に邪魔をされたと信じているという。このため、トランプ氏はマスク氏と一緒になって彼らを追放しようと考えているということでその規模は2万人から3万人。トランプ氏の陣営は新たな官僚の候補として自分たちに近い保守的な考え方の人材を数万人規模で送り込むプロジェクトもすでに始めているという。
マスク氏は親日家だという見方もあるが、マスクが米国政治に関わることによって日本にはどういう影響があるのか。マスクは中国の習近平国家主席に直接会うことができる他、ロシアのプーチン大統領とも電話ができる間柄だという。中国やロシアとも関係が深いということを念頭に置いて付き合っていく必要がありそうだと小谷教授は指摘している。
きょう大谷翔平選手が受賞したシルバースラッガー賞。監督やコーチが投票しポジションごとに最も優れたバッターが選出される。今シーズンの大谷はリーグトップのホームラン54本をはじめ多くの打撃部門のトップに。2年連続3度目の受賞となった大谷。イチローさんに並び日本人最多タイとなった。そんな大谷選手は他にも数々の賞の最有力候補に。
世界ランキング上位12チームで争うプレミア12。連覇がかかる侍ジャパンの先発は初選出の巨人・井上温大。初回、オーストラリアの先頭は今年のメジャードラフト全体1位、世界が注目するTバザナ。詰まらせながらもいきなりヒットを許す。それでもストレートで見逃し三振。更に、空振り三振で初回を無失点で切り抜ける。井上は昨シーズン、わずか4登板。今シーズンは8勝を挙げ侍ジャパンの大事な初戦を任されるまでに成長した。その後も井上は三振の山を築き6回途中8奪三振でマウンドを降る。DeNAの牧秀悟はリードを広げるタイムリーヒット。この試合、12人の継投を使ってきたオーストラリア相手に13安打9得点。初戦を勝利で飾った。
バスケットボール日本代表。ホーバスヘッドコーチの続投発表後、初めて練習を公開した。キャプテンに指名されたのは代表最年長34歳、比江島慎。去年のワールドカップでは2試合で6本のスリーポイントを決めるなど大活躍。きょうの練習では同じパリオリンピック代表の富樫勇樹と一緒にスリーポイントシュートの練習。2人合わせてスリーポイントシュートを11本連続で決め好調な様子を見せた。
バスケの比江島選手について篠原ともえは「普段のプレーは力強いけれど、いつもの柔和なギャップが凄い。」などと話した。次の試合は来週21日。
バトミントン熊本マスターズジャパンが開催。奈良岡功大は李佳豪と対戦し、多彩なショットで翻弄し2-0で勝利した。
バドミントン熊本マスターズジャパン。女子シングルスで注目なのが高校3年生の宮崎友花。通っているのはインターハイ4連覇中の強豪校、山口県の柳井商工。1年生の時には世界ジュニアで優勝した。現在は高校生ながら実業団チームでプレー。世界ランク15位と一躍トップクラスの選手になった。
パリ五輪銅メダルの渡辺勇大選手と田口真彩選手が結成2ヵ月ながら超連携プレーを見せた。
バドミントンの国際大会で宮崎友花がパリの銅メダリストと対戦。相手を左右に揺らすラリーなどを見せたが、1回戦敗退となった。
サザンオールスターズがおよそ6年ぶりとなる全国ツアーの開催を発表した。ツアーは来年1月に石川県からスタートする。能登半島地震からまもなく1年。北陸の地から音楽で元気を届けるという。また、およそ10年ぶりとなるオリジナルアルバムが来年3月にリリースされることも発表された。
与党関係者によると政府が今月中に取りまとめる物価高対応のための新たな経済対策で電気ガス料金への補助を来年1月に再開し3月まで行う方向で検討していることが分かった。また、住民税が非課税の低所得世帯には1世帯当たり3万円の給付金を支給したうえで子育て世帯には子供1人当たり2万円を加算する方向で調整している。
全国の明日の天気予報を伝えた。
関東の明日の天気予報を伝えた。