パリ五輪・バレーボール男子。予選突破をかけた大一番、1勝1敗で迎えた最終戦の相手は米国。敗れはしたものの決勝T進出を決めた。石川祐希は「コンディション自体悪くはないと感じているが流れがつかめていない」などと話した。今夜から決勝トーナメントが始まる。メダル獲得のカギを元日本代表の柳田将洋に聞く。ポイントは3つ。1つ目は「キャプテン・石川祐希の復調」。石川自身”感覚が感覚が上がってこない”としているように調子が今ひとつ上がっていない。柳田は「決勝Tから力を出す機会も増える」などとコメントした。2つ目は「選手層の厚さ」。日本代表は12中6人が海外プレーを経験しているが、これが海外選手と対峙のアドバンテージになるという。米国戦、石川の代わりに投入された大塚は海外から”ゲームチェンジャー大塚”と絶賛された。3つ目は「アイディア力」。柳田は「幅や攻撃の引き出しの数といったアイディア力で勝負することに長けている」などと話した。アルゼンチン戦で見せたフェイクセットやワンハンドパスなど状況に応じたプレーが日本にリズムをもたらすという。