“バレーボールの世界最高峰”イタリア・セリエAの前半の最終戦でも、日本代表の石川祐希が攻守にわたって躍動した。イタリアに渡って10年目を迎える石川祐希(28歳)が今シーズンに移籍したペルージャは、昨シーズン、世界一に輝いたチーム。ペルージャは各国の代表選手が集う強豪で、開幕から10連勝している。石川祐希は「いろいろなチームを経験した中でも、日々の練習からレベルが高い」と話す。熾烈なレギュラー争いが行われるチームで、石川祐希はピアチェンツァ戦の第3セットから途中出場した。石川祐希は強烈なサービスエースで得点を奪うと、今度は、レシーブからすぐに立ち上がって強烈スパイク。このプレーにファンも大熱狂。試合は最終セットまでもつれるも、石川祐希が3枚ブロックを破るスパイクを決める。さらに守備でも、石川祐希は身長が15cmも高い相手のスパイクをブロックし、ガッツポーズ。この試合、石川祐希は12得点と躍動し、チームを開幕から無傷の11連勝に導いた。試合結果は、ペルージャ3−2ピアチェンツァ。