日経平均株価が史上最高値に迫る水準まで値上がりした。東京株式市場では取引開始直後から半導体関連の銘柄などに買い注文が集まった。終値として34年ぶりの高水準となった。株価が史上最高値に迫ったことについて、「日本経済そのものが大きな転換期だと思っている」(ブリヂストン・石橋CEO)、「怖いことだと思った方がいい。ぬか喜びしない方がいい」(経済同好会・新浪代表幹事)、など発言が相次いだ。マクロ経済が専門の慶應義塾大学・小林教授は、為替やアメリカ経済など外的な要因や、日本企業の実力や業績が上がってきていることなどが背景にあり、バブル的な熱狂ではないなどとみている。