ホタテに異変が。去年は1パック300円ほどで販売していた生ホタテが、きのうは626円と倍以上に。背景は全国トップレベルの産地である青森での“歴史的不漁”。夏の高い水温などの影響で稚貝が死んでしまったため、去年の陸奥湾ホタテの水揚げ量は平成以降で最低に。青森県産のホタテの出荷量の価格は倍近くに跳ね上がっている。そんな貴重なホタテを全滅へと追い込む“やっかいもの”がタイ。海水温の上昇でホタテの成長が遅れたことが、タイが集まる時期と重なってしまったという。来年の水揚げ量はほぼ0になる見込みに。県に対して支援を求めるほど深刻な事態に陥っている。
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