ガソリン価格を抑えるため、政府が石油元売り各社へ出している補助金がきょうから1リットルあたり5円程度縮小される。このため、レギュラーガソリンの小売価格が値上がりする見通しで、長崎県内では今後、190円程度まで上昇すると見込まれている。国の委託を受けて石油価格を調査している石油情報センターによると、おととい時点で県内のレギュラーガソリンの店頭での平均小売価格は185.3円となった。石油情報センターは「去年12月に補助金が縮小されたときには小売価格が上昇していて、今回も同様の値上がりが予想される」としている。