きのうから政府の補助金が縮小、ガソリンの価格が値上がりしている。札幌市のガソリンスタンドはレギュラーガソリン1Lあたり4円値上げし185円に。新潟市のガソリンスタンドでは1Lあたり6円値上げし188円に。石油情報センターによると平均小売価格で190円を超えているのが長野県。1Lあたり平均190.6円で22週連続で全国最高値となっている。長野経済研究所主任研究員・寺嶋孝太郎さんは輸送費、取扱量が関係していると話す。長野は海から遠く面積が広い、中山間地域が多いなどの理由で他県に比べて輸送費が高くなってしまうという。取扱量については、都市部に比べて長野県はガソリンの取扱量が少なく流通・販売にかかる単位あたりのコストが割高になる。そのためある程度の価格を上乗せしないと経営を続けられなくなってしまう。