今回の自民党総裁選は”派閥なき総裁選”とも言われている。茂木派からは茂木敏充や加藤勝信、岸田派からは上川陽子や林芳正、麻生派からは河野太郎が出馬の可能性がある。前回河野氏を推薦した石破茂や小泉進次郎もライバル関係になる可能性がある。また前回高市早苗を推薦した小林鷹之も出馬を表明するなど、乱立している状況になっている。総裁選は党内での選挙のため国民人気と党内人気が一致しない可能性について星は「10~11月には総選挙で国民の選択となる。あるいみでは準決勝と思えばいい」などとコメントした。今回先人を切って出馬表明をしたのは小泉氏と同様40代の小林氏。小林氏の経歴は1999年に当代法学部を卒業し大蔵省入省、2012年に衆議院総選挙初当選、2021年に初入閣となっている。出馬会見で小林氏は「政治資金問題の本質は国民の当たり前の感覚との乖離、遵法精神の欠如、当のガバナンスの機能不全。改めるべきは改めて不正は厳正に対処する」などと話した。