世論調査で自民党の総裁選挙に立候補した9人のうち誰が最もふさわしいと思うか尋ねたところ、石破氏が27%で1位、2位は小泉氏で21%だった。前回8月の調査とは質問と選択肢が一部変わっているが、石破氏は5ポイント上がり、小泉氏はほぼ横ばいで、その差は2ポイントから6ポイントに広がった。3位は高市氏で13%、前回より3ポイント上がった。自民党支持層に限ってみると、小泉氏が24%で1位となり、23%の石破氏と僅かな差で入れ代わった。3位は高市氏で18%だった。年代別に見ると、18歳19歳と20代30代を合わせて、小泉氏が26%で1位、高市氏が16%で2位。40代と50代を合わせると、石破氏が27%で1位、小泉氏が24%で2位、60歳以上は石破氏が37%で1位、2位は16%の小泉氏だった。一方、立憲民主党の代表選挙に立候補した4人のうち誰が最もふさわしいと思うかには野田氏が32%で1位、2位は枝野氏で14%だった。前回調査とは質問と選択肢が一部変わっているが、野田氏は7ポイント上がり、枝野氏はほぼ横ばいだった。3位は吉田氏で9%、続いて泉氏が8%だった。自民党総裁選のあと、衆議院の解散総選挙ができるだけ早く行われるほうがよいと思うかには、思うが71%だった。次の衆議院選挙のあとの政権についてどちらを望むか尋ねたところ、自民党中心の政権の継続が48%で前回調査から3ポイント下がった。野党中心の政権に交代は前回より3ポイント上がり、36%だった。岸田内閣の支持率は25%だった。