和キャピタル・村松一之さんは「自民党総裁選の1つのテーマは刷新感です。終盤はなくなったはずの派閥の力学が表れてきたり、総裁に選ばれた石破新総裁はベテラン中のベテランで、刷新感の点ではあまりなかった。マーケットは石破総裁誕生後、株安円高で反応。これは少し行き過ぎとの面もあります。週末のテレビ番組などでは、マーケットに配慮する言葉を使い、修正しました。閣僚人事の織り込みはこれからで、きょうは波乱含みではないでしょうか。衆議院解散について、通常衆院解散の買いは株式市場のアノマリーですが、新しい政策ラインナップを立てて、国民の支持を得て政策をやりやすくするが、石破総裁は岸田路線を踏襲するとしています。しかし、岸田政権の支持率は低く、衆院解散が買いのアノマリーにあたるか微妙ですね」などと話した。