衆院選の投開票日まであと8日。JNNが、序盤の情勢を分析した結果、自民党が大幅に議席を減らし、15年ぶりに単独過半数を割り込む可能性があることが分かった。その場合の今後の政局について、長年政治の現場を取材するTBSスペシャルコメンテーター・星浩氏は「自民党内政局が起きる。総裁選挙で争った高市前経済安全保障担当大臣、旧安倍派の人たちを中心に、石破総理大臣の責任を追及する動きが出てくるので、何らかの形で“石破おろし”が出てくると思う。国会が紛糾し、野党がそろって内閣不信任案を出した場合、自民党の中で10人ぐらいの造反になっただけで内閣が吹っ飛んじゃう。来年の国会での政権運営は極めて不安定になる」と語った。