石破総理大臣と米国・トランプ次期大統領との会談を巡っては、先にトランプ氏側から、「来月20日の就任前に米国で行えないか」打診があったことを受けて、日本政府が実施時期の検討を続けていた。その結果、石破総理大臣が来月上旬から東南アジアを訪問することや、通常国会を24日に召集する予定となっているなど、日程が窮屈なことに加え、十分な準備をしたうえでトランプ氏の就任後に臨むほうが得策だとして、来月中旬の会談は見送る方向で調整に入った。政府は引き続き、トランプ氏就任後のできるだけ早い時期の会談を探ることにいて、来年度予算案の審議日程などを踏まえながら、適切なタイミングを探ることにしている。