自民党の党大会が行われ、石破総理大臣は参議院選挙に向けた一致結束を呼びかけた。石破総理は「私も先頭に立ち、都議選・参院選を必ず勝ち抜くべく、我が身を滅して総力を尽くして参ります。自民党のためではない。国家・国民のために、次の時代のために、どうぞ同志の皆様方、結束・団結・行動を」と呼びかけた。党大会では、今年の運動方針が決まり、自民党が36年前にリクルート事件を受けて作った政治改革大綱を検証し、国民目線で「令和版政治改革大綱」を策定することを打ち出した。また、立党70年を迎える今年を「政治決戦の年」と位置づけ、6月の東京都議会議員選挙と夏の参議院選挙に向けSNSを含めた発信を強化する。一方、党大会には、立憲民主党と国民民主党を支持する「連合」の芳野会長が20年ぶりに来賓として出席し、物価高を上回る賃上げに加え、今の国会での選択的夫婦別姓制度の実現を求めている。