石破総理大臣はアメリカのトランプ政権の関税措置をめぐる3回目の閣僚交渉を踏まえ、6月のG7サミットを念頭に置きながら、今後さらに議論を詰める考えを示した。また石破総理は交渉カードとなる造船分野での日米連携について「アメリカが関心を持っているのはアメリカの軍艦を日本で修理できないかということだ」と述べ、政府として支援する意向を表明した。また砕氷船については「日本の技術にかなり優位性がある」としたうえで、「北極航路も含め砕氷船が協力の1つのポイントになる」と述べた。北極圏は天然資源や新航路開発を巡りアメリカや中国、ロシアの争いが激化している。