カナダで行われているG7サミットで、アメリカのトランプ大統領は、会議の終了を待たず初日で帰国することを決めた。ホワイトハウスは、トランプ氏がイスラエルとイランの攻撃の応酬が続く中東情勢に対応すると説明している。トランプ大統領と石破総理はけさ、個別で首脳会談を行った。トランプ大統領との会談は、約30分間行われた。関税交渉をめぐっては、アメリカ側が発動を一時停止している相互関税の上乗せ分14%の猶予期間が来月上旬に期限を迎えるため、政権内からは、猶予期間の延長など、一定の合意を目指す声も出ていたが、合意には至らなかった。石破総理は、国益を守る必要があり、いつまでに合意を目指すと言うのは困難だとし、目処は立っていないことを示唆している。