参院選の東京選挙区は改選の6議席と非改選の欠員1議席の計7議席を巡り32人が争っている。選挙区内の有権者を対象に3日と4日にインターネットで行った情勢調査によると、自民党・新人の鈴木大地さんが先行している。公明党・新人の川村雄大さん、共産党・現職の吉良佳子さん、参政党・新人のさやさん、立憲民主党・現職の塩村文夏さんがやや優位な情勢となっている。続いて国民民主党・新人の牛田茉友さん、自民・現職の武見敬三さん、立憲・現職の奥村政佳さん、れいわ新選組・新人の山本譲司さん、日本維新の会・前職の音喜多駿さん、国民・新人の奥村祥大さんの6人が競り合い、日本保守党・新人の小坂英二さんが追っている。7位の当選者は欠員補充としての当選となるため、任期が6年ではなく3年となる。この他東京選挙区には社民党・新人の西美友加さん、無所属・新人の山尾志桜里さんら20人が立候補しているが、いずれも厳しい戦いとなっている。ただ投票態度を明らかにしていない人が半数以上いて、情勢は今後変わる可能性がある。