宝田恭子さんは67歳の歯科医で顔面麻痺を患ってしまった義理の母の笑顔を取り戻すためにリハビリを学んだ経験があるのだといい、美肌づくりは体作りからなのだという。起床すると、壁に向かって肘つき、足を縦に開いて背中をそらすストレッチを始めるのだといい、65歳を過ぎて衰えた背中の筋肉を鍛える効果があるのだという。加齢とともに猫背が進行すると顔の筋肉が衰えてシワやたるみを引き起こしてしまうことが背景にあり、このストレッチを行うときには口の中で上顎を押して首を同時に鍛えるのだという。そして、3本の指を使って鎖骨に沿うように押して広頚筋を刺激していくストレッチは顔への血の巡りを潤滑にする効果がある。そして、フェイスケアは横を向いて口を少し開けて3本の指で持ち上げるように頬骨を刺激するストレッチも重要。就寝前にはふくらはぎを揉んで刺激していく。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていて、むくみを減らすことは顔のむくみ予防にもつながるのだという。美肌づくりには顔だけでなく、筋肉の多い下半身も血行を良くする必要があるのだという。
視聴者からは目元のくすみやシワが気がかりという声や、頬のたるみが出てしまっているという声が寄せられた。そこで話を伺ったのは木村友泉さん。美肌づくりにはルーティーンがあるのだといい、起床後はワカメや昆布のように力を抜いて体をぶるぶる震えさせるのが日課なのだといい、これは顔だけでなく全身の血流を良くしたいとの考えがあるのだという。さらに、肩甲骨も手を背後でくっつけて組んだ手を上下左右に動かすストレッチで可動域を増やしていく。就寝前には首をほぐしていくが、スマホを操作する人は頭が垂れた状態の人も少なくないのだといい、胸鎖乳突筋という首と鎖骨をつなぐ筋肉を解していく。耳下腺リンパ節・鎖骨下リンパ節に繋がっている場所にあることからここの流れがつまると顎のたるみなどに繋がってしまうのだという。また、目尻のシワは表面の皮膚がしぼんでしまっている状況なので、中にある筋肉の力で膨らませることが予防につながるのだといい、こめかみの辺りを手のひらでゆっくり刺激したら、握った第2関節で軽めに押していく。頬のたるみが気になる人は頬骨が下がってしまうことが背景にあるのだといい、手のひらの下の部分を使って頬骨を持ち上げるように押していく動きが友好という。