”ニセ基地局”とは。キャリアの基地局と使用者の間を割ってはいるようなイメージ。本来の電波は届かなくなるため、スマホは圏外の表示になる。2Gの電波を受信できるスマホについては乗っ取られてしまう。神戸大学の森井教授は車の中に入る大きさで約50-100mの範囲に電波が届く。”ニセ基地局”を載せた”基地局カー”として道路を走ることで範囲を広げていた可能性があるとしている。ニセ基地局につながった電話は犯人側からすると電話かけ放題、SMS送り放題、位置情報抜き取りなどになる。フィッシング詐欺につなげている。2Gが使える海外向けの古い機種など乗っ取らえる恐れがある。森井教授は見知らぬ番号からのショートメッセージは開かないとした。現状、中国語のメッセージが多いため、訪日外国人がターゲットではとされているが、システム上は日本人が持っているものでもつながる。最新の国内向けのスマホは圏外になる可能性がある。