輸入タコの高騰でたこ焼きがピンチを迎えている。タコの主要な輸入国・モーリタニアでは、今年の入荷量は去年の3分の1となっている。ヨーロッパでタコ料理の人気が爆発し、円安による為替のハンデも相まって、ヨーロッパ勢が買い占めしているとのこと。タコが高級食品化する中、広島県尾道市ではマダコの養殖に取り組んでいる。ただ、養殖には「共食い」や「脱走」といったハードルがあり、「共食い」に関しては餌や水槽内の環境を変えることで減少させることに成功したという。マダコの養殖を行う担当者は「タコの供給の不安定さを解消できるのが養殖だと考えている」などと話した。