円相場は昨日午後6時半ごろに1ドル=160円の節目を超えると今日未明には一時、160円80銭台をつけた。1986年12月以来およそ37年半ぶりの円安水準。日銀が慎重な金融政策を続ける中で米国との金利差から円を売ってドルを買う流れが続いている。財務省・神田財務官は足元の円相場の動きが急激であるとの認識を示した。市場には政府日銀による為替介入への警戒感があるほか、週末に発表される米国の物価に関する指標が注目されている。
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