参議院選挙で大きく議席を伸ばした参政党・神谷宗幣代表が臨時国会で、SNSに対して外国勢力が一定の影響力を行使しているという報道や法改正について質問し、石破茂総理は「選挙の公正が害されないよう政府としては議会と共に努力をしてまいりたい」と述べた。さらに、神谷代表は「我が党は『後ろにロシアがいる』と選挙の終盤に言われて、大変大きな迷惑を被った。そういったことが起きないような規制をかけるといったことは考えも良いと思う」と述べた。参議院選挙の選挙期間中、Xでニュース記事やSNS上の反応を取り上げるまとめサイトとその関連アカウントが凍結された。関連アカウントの一つはアメリカのシンクタンク「DFR Lab」が“親ロシア派”に属すると評価していた。まとめサイトのアカウントでは参政党の議員がインタビューを受けたロシア国営メディアの記事も紹介しており、参政党との関連が取り沙汰されていた。一方で、神谷代表は政府によるSNSの規制は言論統制につながる可能性があるとも指摘し、「与党だけで閣議決定で勝手に決めることがないようにしていただきたい」と述べた。参議院選挙でも外国勢力による選挙介入はあったのか。選挙結果への影響は。実態を検証する必要性を訴える平将明デジタル大臣に聞く。
