大阪関西万博に関する情報を発信する県のホームページ「とっとリアルパビリオン」で、きょう公開されたのは、鳥取県と兵庫県を2泊3日でめぐることを想定し、テーマごとに設定された6つのコース。このうちユネスコの「世界ジオパーク」に認定されている「山陰海岸」を体感するコースでは、鳥取砂丘や浦富海岸のほか、兵庫・豊岡市の神鍋高原などをめぐる。このほか水木しげるさんや手塚治虫さんなど、両県出身の漫画家ゆかりの地や、智頭急行を中心にレトロな鉄道を満喫できるコースも設けられている。またホームページでは、各地のグルメや宿泊施設に関する情報も紹介している。県では今後、海外からインフルエンサーを招いて、モデルコースの魅力をSNSで発信してもらう取り組みも行うという。県観光戦略課は「幅広い世代の人に楽しめるコース設定になっているので、自分の興味のあるテーマを見つけて鳥取を楽しんでほしい」と話している。