専門家が解説 スポンサー料/MLBのアジア戦略。ドジャースのスポンサーになるにはエンゼルスの10倍値段がかかるというが福島さんは「ドジャースやヤンキースは別格で、エンゼルスは中堅。球団によって格差がある。一番下の方だと日本の巨人やソフトバンクの方が上。昔の球場ではまったくと言っていいほど広告がなかった。1991年当時は石油会社の看板ひとつだけ。昔はアメリカの球場は日本人から見ると本当に美しく見えた。(韓国で開幕戦を迎えたことについて)いまメジャーリーグはアジアをターゲットに市場を拡大している。その理由はアメリカの4大スポーツにある。飽和状態。野球以外はほとんど日本人以外が活躍できていない。その一方で野球だけが日本人選手たちが活躍している。アジアでの可能性があった」などコメント。日米の収益は1995年当時は差がなかったが、2022年現在ではアメリカは日本の7倍の収益になっている。このアメリカ野球の市場の伸びについては野茂英雄さんの活躍が大きく影響しているという。福島さんは「野茂さんの活躍で、当時吉野家がドジャースタジアムに出店するぐらいに」などコメント。そして、年俸でも日米格差は拡大している。