日本テレビホールディングスは系列の札幌テレビ・中京テレビ・読売テレビ・福岡放送の4社が来年4月に持ち株会社のもとで経営統合すると発表した。4社は来年4月に持ち株会社、読売中京FSホールディングスを設立し、それぞれが完全子会社として傘下に入る形で経営統合するという。その上で日本テレビホールディングスが持ち株会社の株式の20%以上を保有するという。4社は経営統合によってコストの効率化を進めるほか、共同での番組制作や放送設備の共用、人事交流の促進や採用活動での連携などに取り組んでいくという。経営統合のねらいについて日本テレビホールディングスは国内の人口減少やメディアが多様化する中、4社は持ち株会社の下で経営基盤を安定させ将来にわたり良質な情報や豊かな娯楽を安定的に視聴者に提供し地域社会に貢献するという社会的責務を果たしていく決断をしたと説明している。