不登校問題について木村祥子が解説。国が毎年全国の教師に行っている調査によると、学校生活に対してやる気が出ないが最も多く、その他不安や抑うつなどが浮上している。学校やそれ以外の教育機関などから支援を受けていない子どもたちの数は13万4368人。このことから文部科学省は「週に1回以上、担任の先制に相談したり指導を受けているか」という質問を追加した。すると約11万9000人あまりの子どもたちは担任の先生と週に1回接点を持っていることがわかった。ただ、約1万5000人はどこからも支援を受けていない状況。
オンラインのフリースクールを運営する会社が不登校の小中学生の子どもを持つ保護者に聞いたアンケートでは、「相談窓口を教えてほしい」との回答が一番多かった。子どもが不登校になった際、学校側からどんな情報提供を受けたか調査すると、約半数が「情報提供はなかった」と回答。国や自治体では不登校への支援を行っている。生徒の事情に合わせて特別なカリキュラムを組める学びの多様化学校は、全国に35校が設置されており、2027年度までに全国の都道府県と政令市に少なくとも1校以上、将来的には全国で300校の設置を目指している。
全国の学校では空き教室を利用した居場所づくりも進められている。部屋に入ると1人で勉強したい生徒の為に、パーティションで仕切られた半個室が作られている。また、学校に行きにくい理由がある為、フリースクールに通う子どもたちも多くいる。ただ、保護者にとっては費用がネックになっており、入会金は約5万3000円、毎月の会費は約3万3000円になっている。フリースクールに通うことで学校への出席扱いにするような動きも広まっている。
オンラインのフリースクールを運営する会社が不登校の小中学生の子どもを持つ保護者に聞いたアンケートでは、「相談窓口を教えてほしい」との回答が一番多かった。子どもが不登校になった際、学校側からどんな情報提供を受けたか調査すると、約半数が「情報提供はなかった」と回答。国や自治体では不登校への支援を行っている。生徒の事情に合わせて特別なカリキュラムを組める学びの多様化学校は、全国に35校が設置されており、2027年度までに全国の都道府県と政令市に少なくとも1校以上、将来的には全国で300校の設置を目指している。
全国の学校では空き教室を利用した居場所づくりも進められている。部屋に入ると1人で勉強したい生徒の為に、パーティションで仕切られた半個室が作られている。また、学校に行きにくい理由がある為、フリースクールに通う子どもたちも多くいる。ただ、保護者にとっては費用がネックになっており、入会金は約5万3000円、毎月の会費は約3万3000円になっている。フリースクールに通うことで学校への出席扱いにするような動きも広まっている。