気温と湿度が高まってくるこれからの時期に注意が必要なのが「食中毒」。今月5日、福島県のイベントの露店で販売されていたチキンステーキを食べた客から「腐敗臭がする」と市に通報があったという。市の担当者は調理が適切ではなかったとして営業を中止させたが、店では88食のチキンステーキが販売されたという。先週金曜日までに8人が体調不良を訴えていて、下痢やおう吐、発熱などの症状があるという。この時期の食中毒について専門家は「梅雨入り前で感覚的にまだ食中毒に対して気が抜けやすい。食中毒は気温が高いと発生しやすい。湿度が高いと食器が乾燥しにくい。乾燥しにくいと菌が発生しやすい。」と説明。食中毒を引き起こす細菌の多くが室温が20℃以上になると活発に増殖し始めると言われている。