ほっとニュース函館内コーナーの道南食べたい伝え隊!は、去年12月には特番を放送し地元の著名人がリポーターを務めた。乙部町のいちご農家で育てられているすずあかねという品種は、ほどよい酸味と甘味がある大きな実が特徴。通常より小さく売り物になりにくい規格外のイチゴが、近年夏の猛暑などの影響で増加し一昨年は全体の1割に上ったという。けずりイチゴは、規格外のイチゴを漁協が凍らせて販売するスイーツ。魚用の協力な冷凍庫の空きスペースを利用して、規格外のイチゴを保管・冷凍することで新商品が誕生した。福島町では天然のアワビがとれるが、海水温の上昇などでエサが減少し漁獲量が最盛期の約10分の1に落ち込んだ。役場が事業化したのが、道内唯一のアワビの陸上養殖場。2024年度は約5万個のアワビを養殖した。担当ディレクターがこの番組を企画した狙いとして、道南でいま起きている新しい食を作ろうという動きと生産者さんたちの思いを伝えたかったなどと話した。