今季限りで引退するソフトバンク・和田毅が引退会見を行った。東京六大学野球の通算最多奪三振記録476はいまだ破られていない。和田は、2003年に早稲田大学から当時のダイエーホークスに入団。プロ1年目14勝5敗をマークし新人王を獲得。その後最多勝やリーグ最優秀選手に選ばれるなど球界を代表するピッチャーとなった。2012年からメジャーリーグに挑戦し、左ひじのトミージョン手術を受けるなどケガに苦しんだ山あり谷ありの4年間だった。2016年ソフトバンク入団し、最多勝・最高勝率となった。。昨シーズンは、球団最年長記録の42歳1カ月で勝利投手となり通算2000投球回達成。野球だけではなく社会貢献活動にも取り組んできた。2005年からワクチン寄付を行い、これまで合計70万本以上を寄付してきた。さらに、被災地支援にも力を入れてきた。ことし3月左手中指を負傷し登板はわずか8試合。日米通算成績は、355試合、165勝、94敗、1989奪三振、防御率3.19。