福島県によると今年5月から今月20日までで熱中症で救急搬送された人数が706人と厳しい暑さが続いた一昨年と同じ期間と比べ、200人多い上、平成20年の調査開始以降”最多”。さらに今年は福島県も含め、10月までの気温が平年より高い見込み。県は熱中症について厳重に警戒する必要があるとして、きのう付けで県民や事業者などに熱中症に十分注意するよう呼びかけを一層強化した。県はエアコンや扇風機を適切に使用し、外出する際は涼しい服装や日傘・帽子を身につける他、熱中症警戒アラート発表時には外出をできるだけ控え、猛暑のときに休憩できる「ふくしま涼み処」などと活用し、暑さを避けることなど基本的な対策の周知を徹底していくとしている。