世界最悪レベルとなった福島第一原発の事故。地震と津波で電源が失われ、大量の放射性物質が放出された。帰還困難区域では、未だ住民の帰還は叶っていない。東京電力は福島の事故からの教訓を踏まえ、柏崎刈羽原発で重大事故に備えた対策を進めてきた。非常用のガスタービン発電機を積んだ車を敷地尚の高台に設置するなど電源を多重化している。一方で、課題の一つとなっているのが運転員の育成。2012年から全原子炉が停止していて6・7号機の運転員の6割が運転経験がない。そこで緊急時に備えてシミュレーターを使った訓練を行っている。新潟県の花角知事は「安全性の向上に取り組み、新たな知見が得られた場合は、速やかに安全性を再確認する」「認知が上がれば再稼働への理解も広がるのでは」などと述べていた。
