岸田首相はきのう、IAEA・グロッシ事務局長と電話会談し、福島第一原発の処理水について中国の専門家も参加する追加のモニタリングを実施することで合意。これを受け、中国側は基準に合致した日本産水産物の輸入を段階的に回復させていくことに同意する方向。岸田首相は今後、中国による輸入規制の即時撤廃につなげていく考えを示した。一方、中国はIAEAの枠組みの長期的な監視に参加し、サンプリング調査などを実施した上で、基準に合った日本産水産物の輸入を段階的に再開するとしている。ただ、中国外務省の報道官は会見で処理水を引き続き「汚染水」と表現し、中国が排出に断固として反対する立場に変わりはないと強調。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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