国内原発は33基。震災以降、再稼働した原発は6か所12基だがすべて西日本で、東日本は電力需給がひっ迫したり電気料金が高くなったり。女川は初めて東日本で再稼働した原発も、1基では東日本の電力需給にさほど影響せず、これだけで電気料金が安くなることはない。ただ、今後、女川をきっかけに東日本でも再稼働が進めば、電力需給に余裕が出たり料金の負担縮小の可能性もある。女川は福島第1と同じ「沸騰水型」。このため、安全対策に手間がかかった。再稼働に時間がかかったが「沸騰水型」で初めて再稼働を実現したことで、今後、政府が再稼働を進めたい柏崎刈羽原発(沸騰水型)などの再稼働にも影響するとみられる。ただ、原発がある地元では特に避難計画に不安の声もあり、政府にはしっかりとした対応が求められる。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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