福島第一原発から7日初めて取り出された燃料デブリはきのう午後1時過ぎ輸送容器に4重に入れられ4トントラックで茨城・大洗町の日本原子力研究開発機構の分析施設に運ばれた。燃料デブリはメルトダウンした3つの原子炉に計約880トンあると推定されているが、今回初めて取り出されたのは0.69グラムと耳かき約1杯分。取り出された燃料デブリは今後複数の分析施設に運ばれ硬さ・核物質がどの程度含まれているかなど調査。東電は分析結果を活かし2030年代に大規模な取り出しを開始するが、大量のデブリを砕き運び出す装置の開発や、取り出したものをどこに安全に保管するかが課題。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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