福島第一原発で東日本大震災の際の事故で、溶け落ちた燃料などが冷えて固まった燃料デブリの一連の試験的な取り出しが完了した。燃料デブリは福島第一原発2号機から取り出されたもので、直径5ミリほど、重さ3グラム以下とみられている。東京電力は、取り出した燃料デブリを強い放射線に耐えられるコンテナに入れる作業を行い、きのう午前11時40分、一連の試験的取り出し作業が完了した。原発事故後、燃料デブリの取り出しは今回が初めて。
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