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「福本清三」 のテレビ露出情報

「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜」では時代劇の斬られ役を中心に5万回以上斬られたという逸話の残る福本清三さんを追いかけた「斬られ役 ~大部屋俳優 58歳の心意気~」を紹介。「侍タイムスリッパー」の安田淳一さんは福本さんにも出演してもらいたかったと振り返るとともに、この番組をかつて見たときには34歳だったが同じ世代の男の生き様を拝見できると振り返った。
58歳当時の福本さんは斬られ役を演じて42年というベテランであり、どれだけ主役を引き立てられるかが求められる難しい役柄となっている。福本さんは篝火とともに倒れていて、主役の後ろに映り込むようにカメラの位置を計算していたのだという。東映京都撮影所のある京都・太秦だが、福本さんは名前もセリフもない役を中心に演じてきた。かつては太秦に500人近くいた大部屋俳優は映画産業の衰退を受けて次々と辞めてしまい、専属契約を交わす俳優に限れば30人まで減少するとともに若手もいない状況となっている。目元から鼻筋にいれるメイクは自分で刻むのだといい、少しでも目立ちたいという思いから始めたのだという。漁師町に生まれた福本さんは仕事を探して京都に向かったが、親戚に勧められ大部屋俳優を志すこととなった。照れ屋で人前で話すことが苦手だったことでセリフもうまくこなせなかったという福本さんだが、次第にスターではなく立ち回りで活躍することを目指そうと考えるようになり、斬られ役としての活躍を目指す。その中で東映が久々に手掛けたのは「RED SHADOW 赤影」という作品で、34年前に人気だった忍者ドラマの映画化だった。福本さんは立ち回りの腕を評価され久々に矢を受ける壮絶な最期を迎える名前のついた悪役を演じることとなった。毎日のように圭子を付けるとともに、外国のアクション映画も研究しながら斬られた後に立ち止まり、顔を写し込みながら倒れるという独自のスタイルを生み出していったのだという。一生懸命やっていれば絶対誰かが見てくれると話す福本さんだが、役をもらった限りは斬られる姿で勝負することを心がけてきた中で、演じる役は生きたまま捉えられるという内容へ変わる様子が見られた。顔を殴られて倒されるという演出に変わりどのようにすれば迫力を出せるかを考える福本さんだが、本番の時は刻一刻と迫っていった。安田さんはどういうふうに斬られれば主役の強さを見せられるかということを考えた役者人生だったのではないかと振り返った。斬られ役でありながら存在感を示しすぎると主役の存在感を削ってしまうことから、のけぞるというふうにすることで相手を立てつつ存在感を示すことが出来たのではないかと眞下さんは振り返った。放送は今夜10時30分。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月27日放送 22:30 - 23:30 NHK総合
時をかけるテレビ(オープニング)
今回、01年放送の「にんげんドキュメント 斬られ役 ~大部屋俳優 58歳の心意気~」を再放送。日本一の斬られ役といわれた福本清三に密着した番組。スタジオゲストは映画監督の安田淳一。斬られ役が主人公の映画「侍タイムスリッパー」で評価され、授賞式では「亡くなった福本さんに見てほしい」などコメントしていた。福本の出演も予定されていたという。

2025年6月27日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン蔵出しセレクション
「時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜」では時代劇の斬られ役を中心に5万回以上斬られたという逸話の残る福本清三さんを追いかけた「斬られ役 ~大部屋俳優 58歳の心意気~」を紹介。「侍タイムスリッパー」の安田淳一さんは福本さんにも出演してもらいたかったと振り返るとともに、この番組をかつて見たときには34歳だったが同じ世代の男の生き様を拝見できると振り返っ[…続きを読む]

2025年5月14日放送 19:00 - 21:00 フジテレビ
奇跡体験!アンビリバボー奇跡の映画!大ヒットの秘密
日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた「侍タイムスリッパー」は最優秀編集賞など全7部門で受賞した。映画を製作したのは安田淳一さん。初めて長編映画を発表したのは11年前で時代劇の経験は全くなく上映はたった1館のみでスタートした。カンフー映画の撮影の手伝いがきっかけで映画に関心を持ったという。独学で映像制作を学び行事を撮影する仕事を開始し、他の仕事もして忙しくし[…続きを読む]

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