撮影3日目。2階に上がってくる2人の男性の姿があった。2人は双子だという。弟さんは歌舞伎町でホストをやっていたこともあるが、口下手であまり喋れずトラウマになっている。兄も口下手で、友達を作るのにも苦労し、よく2人だけで遊んでいた。しかし弟さんはマジックを覚え、周囲に人を集めるようにもなっていった。50歳を前に、やっと2人でゆっくり飲める関係を築けてきた。午前1時半、2人組の男性の姿が。建設会社の社員さんと下請けの職人さん。今度いわきに行く社員さんの送別会の帰りに、職人さんが馴染みのこの店に誘ったという。大学でレスリングをしていて、この春から指導者の道に進むという男性がいた。お酒が進み、レスリングのマスクを被って上半身裸でパフォーマンスしてくれた。このお店はサンクチュアリだと語る女性がいた。元メンズノンノの男性が再び来店し、挨拶してくれた。