秋田県キッチンカー協会は能登半島地震発生から2ヶ月が経つ今も、避難生活が続く被災者を支援しようとキッチンカー3台の派遣を決め、今朝秋田市の商業施設の駐車場で出発式を行った。キッチンカーにはコンロなどが備わり、地元企業から提供された きりたんぽやねぎなど、約600食分のきりたんぽ鍋が詰め込まれている。また、発災直後と比べて手軽に食べられる食量が減っているという避難所からの情報を受けて、菓子パン100個も積み込まれた。石田隆一会長は「2か月経ったら支援が先細りになっているという話も聞いたので、少しでも元気になってもらいたい」などと話した。炊き出し支援は明日から2日間の予定で、明日は輪島市の避難所となっている中学校や公民館で、明後日は珠洲市の道の駅で行うという。