鈴木祥太さんは大学で金工を学び、10年ほど前から制作を続けている。彫金というたがねなどの道具を使い金属に細かい文様を施す技法に惹きつけられてきた。たがねは現したい模様に合わせて使い分ける。
「秋田銀線細工」は細く線上にした銀を総食品などの様々な形に加工する伝統工芸だ。伝統的に使われているのは直径0.3mmの2本の銀線を撚り合わせプレスしたものだ。銀線を巻いたり曲げたりしながら模様を作るのが秋田銀線細工の基本の技だ。銀線と枠を接着するために用いるのは銀に真鍮を混ぜた銀蝋だ。加熱すると銀より先に融けるため接着剤代わりになる。
「秋田銀線細工」は細く線上にした銀を総食品などの様々な形に加工する伝統工芸だ。伝統的に使われているのは直径0.3mmの2本の銀線を撚り合わせプレスしたものだ。銀線を巻いたり曲げたりしながら模様を作るのが秋田銀線細工の基本の技だ。銀線と枠を接着するために用いるのは銀に真鍮を混ぜた銀蝋だ。加熱すると銀より先に融けるため接着剤代わりになる。