トルコを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は、東日本大震災の際、緊急援助隊として捜索活動をしたトルコ人男性と面会し、感謝を示された。秋篠宮ご夫妻は、現地時間の4日、日本にゆかりのあるトルコ人と懇談された。ムムジュさんは東日本大震災でおよそ3週間、緊急援助隊の隊長として宮城県に入り、行方不明者の捜索活動にあたっていて、秋篠宮さまは「東日本大震災で助けていただき、深く感謝しております」とお礼を伝えられた。さらに、ご夫妻は去年2月に起きたトルコ・シリア地震について、お見舞いの言葉を述べられた。これに先立ち、秋篠宮ご夫妻は日本語教育も行われている、アンカラ大学を視察された。ご夫妻は書道・折り紙など日本文化をテーマにしたサークル活動を見学し日本語で交流された。学生たちがご夫妻にちなんだ鯰(ナマズ)や蜻蛉(トンボ)の漢字の書などを用意すると、秋篠宮さまは「いろいろ考えてくださったんですね、ありがとうございます」と笑顔でお礼を述べられた。またこの日はエルドアン大統領を表敬訪問されている。